「治療は、検出される菌によって有効な抗生物質が違います。クラミジアや淋菌など複数の菌が感染していることも少なくありません。その場合には複数の薬を使ったり、治療期間が長引いたりします。菌の種類によっては薬剤耐性がかなり進んでいる可能性もあります。ただし、原因菌に合った適切な薬が処方されれば80~90%は治療効果が見込まれます」
6月1日から「腟トリコモナス」と「マイコプラズマ・ジェニタリウム感染症」のPCR検査が公的保険の対象となった。気になる人は性感染症専門医または泌尿器科・婦人科専門医に尋ねてみることだ。