疲れているときは刺し身や寿司を食べるのを控える

公開日: 更新日:

 アニサキスアレルギーの取材をしてから、「疲れている時は生魚を食べるのは控えよう」と思うようになった。

 アニサキスは、魚介類にいる寄生虫。「アニサキスにあたって、激しい腹痛を起こした」といった話を聞いたことがある人もいるだろうが、これはアニサキス症。記者もアニサキス症にかかって、治療が遅れたためか(意識もうろうとしていたため覚えていない)、小腸切除手術を受けたことがある。

 一方、アニサキスアレルギーは、食物アレルギーの一種。生きたアニサキスで発症するアニサキス症と違って、生きたアニサキス、死んだアニサキス、アニサキスの破片、いずれも発症の引き金になる。つまり、海にいるもの(魚介類だけでなく、海苔や海塩なども)は全て食べられない。下手して食べたら、アナフィラキシーショックという、死に至る可能性のある状態を引き起こすかもしれない。

「アニサキスアレルギーは、ほぼ治らない。外食は非常に限られた店でしかできず、旅行する楽しみや、人と会う楽しみが減りました」という経験者の言葉が強く心に突き刺さった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭