南イタリア料理の「ババ」と「アネレッティ」を渋谷で堪能

公開日: 更新日:

 9月1日、渋谷桜丘郵便局近くにある南イタリア料理店「ピノサリーチェ」が開店18周年を迎えた。

 店を立ち上げた赤松さん(ドルチェ担当)と柳さん(シェフ)、働き始めて16年になるソムリエの福田さん、若手の小西さん(サービス担当)、大脇さん(キッチン担当)。料理の素晴らしさは言うまでもなく、スタッフ同士の仲の良さがひしひしと伝わってきて、最高に居心地のよい時間を過ごせる店だ。ちなみにここのポモドーロは、記者の中ではこれまで食べてきたポモドーロにおいて不動のナンバーワンである。

 さて今回記事で紹介したいのが「ババ」。焼き菓子をラム酒に浸したイタリアの伝統ドルチェだ。18周年コースのババは、リモンチェッロ(レモンを用いたリキュール)に浸してあった。リモンチェッロしみしみで、噛むと口の中でジュワッと染み出し、普段はデザートを食べない記者も「もう一個!」。

 そしてもうひとつ「アネレッティ」。小さいリング状のシチリアのパスタで、あとで調べるとオーブン焼きのために考え出されたのだとか。ピノサリーチェのそれは、豚肉のラグーソース(肉や野菜などを切って煮込んだソース)をまとい、ナスに包まれ、こんがりオーブンで焼かれた状態で出てきた。赤ワインが進んで困りました……。

 南イタリア料理の魅力をいつも伝えてくれるピノサリーチェ。気軽に旅行ができない今、南イタリア気分を味わいたい人は、ぜひ渋谷へ。

 ※料理の内容はその時々で異なります。(和)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主