アルツハイマーの危険度を知りたい! 脳の微細な萎縮をチェックする検査を受けてみた

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■同年齢の平均より「下」の結果に…

 ブレインスイートの流れはこうだ。

 このプログラムを導入している医療機関(全国に複数ある)で頭部MRI画像の撮影を受け、別途、生活習慣などについてのオンライン問診票に入力。さらに集中力や記憶力を調べるオンラインテスト「のうKNOW」を受ける。結果はすぐにメールで送られてくる。

 記者の検査結果は<集中力・記憶力スコア>は「正常な状態」。<認知機能を低下させるリスクとなる項目>として運動食事などはいずれも「正常」だが、唯一<飲酒>が「加齢以上に認知機能の低下が進むリスクとなり得るポイント」というC判定だった。

 ただ、これは想定内。

 大ショックだったのは<海馬占有率>(脳全体の海馬の占める割合)。同性・同年齢の人との比較では「平均より下」。

 現在の生活を続けると10年後には海馬占有率がさらに下がっていることがグラフで一目瞭然だった。

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