厚労省がワクチン被害を認めた41人の死者の属性 新たに11人の接種後死亡を救済

公開日: 更新日:

 今回分を含めてこれまで認められた死亡一時金と葬祭料41人の性別は男性22人、女性19人。最年少は26歳女性、最高齢は96歳女性だった。

 審査会ごとの認定数を見ると、第150回(2022年7月25日開催)1人、第151回(同9月9日)2人、第152回(同10月17日)1人、第153回(同11月7日)6人、第154回(同12月12日)5人、第155回(23年1月12日)5人、第156回(同2月10日)10人、第157回(3月14日)11人となった。

 一方、「医療費・医療手当」は今回12件が認められた。審議件数は26件で否認は1件、保留は2件だった。

 ちなみに、3月10日開催の新型コロナワクチンに関する専門部会に提出された資料「予防接種法に基づく医療機関からの副反応疑い報告状況について」によると、ワクチン接種が始まって23年1月22日までに医療機関から新型コロナワクチンの副反応として報告があった件数は3万6411件(2022年9月30日で使用中止となったアストラゼネカ社製を除く)だった。また、死亡の総数は2001件となっている。

 同分科会は認定にあたって、事例ごとに「厳密な医学的な因果関係までは必要とせず、接種後の症状が予防接種によって起こることを否定できない場合も対象」との考えに基づいて審査しているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」