がんや関節リウマチでも増えることがありますが、その場合は、やはり大半の人がすでに病院にかかっているはずですから、健診で初めて見つかることはほとんどないはずです。
可能性は低いですが「本態性血小板血症」という厄介な病気もあり得ます。血小板をつくる骨髄細胞の異常によって起こります。血小板数が100万を超えることもあり、しかも血小板自体に異常が見られるようになります。初期にはほとんど自覚症状がないため、逆に健診で指摘され、精密検査で見つかるケースがあるようです。
重症化すると、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まるといわれていますから、気になる人は血液内科を受診するといいでしょう。