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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

世界は温暖化から沸騰化へ…働く者のサバイバル「シエスタ」に注目

公開日: 更新日:

 世界的な猛暑が続く中、ヨーロッパの古い習慣に新たなスポットが当たっています。1日で最も暑い時間には仕事をやめて昼寝するという「シエスタ」です。

 7月は人類史上最高に暑い月となり、洪水や竜巻、山火事などの自然災害が世界中で発生し続けています。これを受けてグテーレス国連理事長は「地球は温暖化の時代は終わり、沸騰化の時代に入った」とコメントしたほどです。

 海水温の上昇も著しく、アメリカ南部フロリダの海水温は37.8度とジャグジーなみの気温に達し、珊瑚礁などの生態系にダメージを与えています。さらに懸念されるのは海流への影響で、早ければ2025年、遅くても今世紀中に、大西洋の海流が崩壊すると予測されています。また北極の氷が溶けることで、インドから南米、アフリカまで広い範囲で降雨パターンが激変し、世界の食糧供給に危機をもたらすと考えられています。

 熱暑の中のサバイバルの1つとして注目されているのが、スペインの古い習慣シエスタです。エアコンがない時代、1日のうち最も暑い時間は、人々は仕事をやめて家に帰り昼寝をしていました。

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