著者のコラム一覧
清水俊彦東京女子医大脳神経外科客員教授

東京女子医大脳神経外科客員教授。「汐留シティセンターセントラルクリニック」の頭痛外来には全国から患者が訪れる。

真夏の「ギラギラ」と「ポニーテール」が片頭痛を引き起こす

公開日: 更新日:

 夏真っ盛りですね。今回は、太陽がギラギラとまぶしいこの季節に、頭痛持ちの方に覚えておいていただきたいことをお話しします。

 光や温度、におい、気圧の微妙な変化を察知して危険信号として頭を痛くするのが「片頭痛」。ですから、頭痛予防のためにも夏の太陽の強い光はなるべく避けて過ごしたいもの。

 前回、「海やプールなどに行く際には日傘とサングラスを忘れずに」と話しましたが、これはなにもレジャー時に限ったことではありません。頭痛持ちの人は、なるべく脳を興奮させないような生活が望ましい。この季節特有の猛烈に強い日差しは遮断するに越したことはないのです。

 朝や昼間に外出する際には、サングラスをつけたり、日傘をさしたり、帽子をかぶるようにしましょう。もちろん併用してもかまいません。

 中でもサングラスは片頭痛持ちの人にとっては必須アイテム。いまだ日本では「サングラス=カッコつけている人」という固定観念があるようですが、そのようなことはどうか気にせずに、ご自分の身を守るためにもサングラスをつけましょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇