4人に1人が該当する心臓の穴「卵円孔」は脳梗塞の原因に…再発予防にチェックすること

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 ところが「卵円孔開存」の検査がスルーされているケースが珍しくない。脳梗塞は原因によって種類が分かれるが、卵円孔の検査なしに薬物治療が行われているケースがあるのだ。

「脳梗塞の原因はひとつとは限りません。明らかに原因がはっきりしている脳梗塞であれば、卵円孔の検査はなくてもいいでしょう。しかし、複数の原因が考えられるものは少なくありません。卵円孔のように心臓に原因がある脳梗塞もあるため、循環器と脳の専門医がタッグを組み、原因を突き止め、最善の治療を検討しなければならない。複数の原因が考えられる場合、どの治療を優先するかも重要な課題です」

■2019年から閉鎖術が保険適用に

 卵円孔開存があれば、その閉鎖術が行われる。欧米では1998年から実施されており、比較的安全な治療法だ。日本では2019年、ようやく保険適用になった。脚の付け根からカテーテル(管)を入れて心臓まで達し、専用のデバイス(丸い金属メッシュのディスク)を留置して卵円孔を塞ぐ。全身麻酔または局所麻酔で行われ、1時間ほどで終了する。

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