プロに聞いた! 腰痛対策で押さえておきたい「寝具」の選び方

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 マットレスは手入れの仕方でも腰痛に影響を与える。

「マットレスは基本的にスプリングがあり、その上にウレタンなどの軟らかい層があります。長く使っているとウレタン部分などがへたってくる。腰のあたりが『く』のような形にへたってしまうんですね。そこでマットレスは定期的に上下をひっくりかえして使うことをお勧めします。当社の商品では3カ月ごとが目安。目視ではへたっていなくても、本当にそうとは限りません」

 なお、マットレスの寿命は一般的に10年といわれている。長く使い過ぎると反発性も落ちてくるので、腰痛対策の面から見ても10年周期で買い替えるべきだ。

 寝具でもうひとつ大事なのが枕の高さ。人間の体は首から腰まで適度なS字カーブを保っている。寝ているときにも適度なS字カーブをいかに保つかが腰痛の起こしにくさにつながる。

「頭の下のへこみにフィットし、顎が上がりすぎず、また沈みすぎない高さの枕がちょうどいい。ですから枕についてもまずは試していただきたいのですが、忘れてはいけないのがマットレスとセットで試すことです」

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