専門医のもとで生物学的製剤の治療に替えたら症状がみるみる改善
三重大学に移ってから薬は生物学的製剤に替わり、毎月1回、自己注射を打っています。この薬にしてから、症状がみるみる改善しました。顔にまで出ていた赤い斑点も、全て消えたんです。症状は現在落ち着いています。
自己注射は最初嫌がるかと思ったんですが、案外すんなり。ただ、(裕次さんは)発達障害がありますので、自己注射の時はそばについていて、軽く手を添えるようにしています。また、強い薬ですので、副作用が出ていないかも先生が一生懸命検査してくれています。
一生病気とは付き合っていかなければならず、また元々いろんな病気を持っていて、体は人より弱い方。親としては、情報がいろいろと入ってくるので大変やなぁと思っているけど、そればかりだと暗くなってしまうので、あまり考えないようにしています。 (おわり)
◆尋常性乾癬 皮膚に紅斑ができ、その表面が銀白色のかさぶたで覆われ、やがてフケのようにボロボロと剥がれる皮膚の病気。乾癬の5つのうち最も多いタイプだ。乾癬に合併する関節炎が、乾癬性関節炎になる。