著者のコラム一覧
荒川隆之薬剤師

長久堂野村病院診療支援部薬剤科科長、薬剤師。1975年、奈良県生まれ。福山大学大学院卒。広島県薬剤師会常務理事、広島県病院薬剤師会理事、日本病院薬剤師会中小病院委員会副委員長などを兼務。日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師、日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師といった感染症対策に関する専門資格を取得。

昭和6年に誕生した「学校薬剤師」はどんな仕事をしているのか

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 今回は水道水の検査を実施しました。多くの学校では貯水槽にいったん水をためていて、夏場には残留塩素濃度が低くなることがあります。塩素が抜けてしまっている場合、細菌が増殖する心配もありますから飲水は避けてもらうよう指導します。さらに、pHや色調、臭気や味などにも異常がないかをチェックして、飲水に適しているかどうかを確認しています。

 学校薬剤師は、子供たちの健康増進や健全育成のため、学校内の環境衛生を整え、クスリに関する知識を届ける仕事をしているのです。

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