【ジャスミン茶】気を巡らせて緊張をゆるめ便秘を改善する
中医学においてストレス性の便秘は、人間のエネルギーである「気」がの巡りが悪くなることが原因と考えます。気の巡りは、西洋医学でいう自律神経に重なり、そのコントロールがうまくいかなくなると精神不安定になってイライラしたり、怒りっぽくなったりします。排便に必要なエネルギーでもある気が滞ると、当然、便も出しづらくなってしまうのです。
便意があるけれどなかなか出ない、お腹が張る、ガスがたまりやすくてゲップが多いといった特徴があります。
改善のためには、気を巡らせる働きのある食材を取り入れることが大切です。
おすすめはジャスミン茶。原料であるジャスミンには、その香りが滞った気をスムーズに巡らせ、緊張をゆるめてリラックスさせてくれる効能があります。ストレスを緩和して、便秘の改善に役立つのです。また、ストレス性の胃痛、食欲不振や腹部膨満感、吐き気、消化不良などのトラブルにもおすすめで、不眠や眠りが浅く夢を多く見て寝た気がしないといったときにもよいお茶です。
ジャスミン茶のストレス性便秘改善効果を高めるには、同じく気の巡りをよくするかんきつ類やハーブ類と組み合わせるのが良いでしょう。また、腸を潤わせて便通をよくする効能があるハチミツもプラスすると、より効果が高まります。