著者のコラム一覧
荒川隆之薬剤師

長久堂野村病院診療支援部薬剤科科長、薬剤師。1975年、奈良県生まれ。福山大学大学院卒。広島県薬剤師会常務理事、広島県病院薬剤師会理事、日本病院薬剤師会中小病院委員会副委員長などを兼務。日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師、日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師といった感染症対策に関する専門資格を取得。

まぜるな危険…塩素系洗剤と酸性の食品で発生する事故に注意

公開日: 更新日:

 最近、トイレ用の塩素系洗剤はスプレーのものがほとんどなくなり、泡タイプのものが主流となっています。これは霧状の塩素系洗剤を吸い込むことにより、塩素ガスを吸い込んだ時と同じように肺炎や肺水腫などの有害作用が引き起こされる危険性があるからです。新型コロナ感染症の流行時に話題となった次亜塩素酸ナトリウムを消毒液として使う場合も、霧吹きに移し替えて使用することはしないよう薬剤師も呼びかけていました。

 塩素系の洗剤を使用するときは、単独で使用する場合でも換気扇を回す、窓を開けるなど、換気の良い状態にしておくことが大切です。

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