著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【ココナッツシュガー】血圧調整に役立つ甘味料で昼間に採りたい

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 その他にも、カルシウム、マグネシウム、鉄分などが含まれ、健康志向の甘味料として注目されていますが、特筆すべきはイヌリンという食物繊維が微量含まれている点です。食物繊維が含まれることにより血糖値の上昇を緩やかにする可能性があります。イヌリンは朝や昼などの活動期に摂取することで腸内環境を整える可能性があることが分かっています。

 GI値は約35と低めのため、糖尿病患者や血糖値を管理する必要のある人にとって有益な選択肢となることでしょう。ただし、GI値に関するデータは研究によってばらつきがあり明確な結論には至っていないので、これからの報告に期待が寄せられています。

 とはいえ「砂糖」である以上、摂取量を抑えることが肝心です。バランスの取れた食生活の一環として賢く利用することが大切ですね。

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