患者の訴えに「共感」を抱く医師は名医…米国医師会の発行誌に研究論文が載る
その結果、医師の共感が高いほど、痛みや機能障害の改善と関連していることが分かりました。痛みは、共感が弱い場合で6.7点だったのに対して、共感が強い場合では6.3点であり、機能障害も同様に、共感が弱い場合で16.8点、共感が強い場合で14.9点と、統計学的にも有意に低いことが分かりました。
論文著者らは「医師の共感は、患者との良好な関係性にとって重要な要素であり、慢性的な腰痛の緩和と関連している可能性がある」と結論しています。