またまた誤報…緊急地震速報に使われた税金は一体いくら
「気象庁では来年度までの5年間におよそ15億円を地震と津波の速報高度化などのために使っています。観測網からのデータ収集、解析、システム開発から運用まで全て含めた金額ですが、その一部が速報システムにも使われています」(気象庁地震火山部管理課)
たしかに10年度に28%だった緊急地震速報の精度は15年度は86%までアップ。ところが16年度は77%にダウンした。いつまで経っても「誤報」はなくならないようだ。
災害警報に“空振り”はつきもの。それを恐れすぎて大事な場面で警報を出さない“見逃し”は困りものだが、ミスを連発すれば、オオカミ少年のように警報そのものを誰も信じなくなる。
スパコン詐欺師に100億円の資金を気前よくはずむくらいなら、安倍政権は緊急地震速報の精度向上にもっと予算をつけるべきではないのか。