大正4年創業のせんべい屋(谷中)使う生地も製法も「昔のまま」にこだわる店主の矜持

備長炭がたかれた火鉢を挟んで2人。網の上でひとりがコテと箸を使いながらせんべいの形を整えると、それを受け取った正面のもうひとりは両面を焼き、こんがりとキツネ色の焼き色をつけていく。
炭が燃えたぎる上での作業だから、厚手の手袋は欠かせない。そばで撮影するカメラマンの額に汗…
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