米ペット保険の「ハムボーン賞」に輝いた奇妙な事故…折り畳んだソファベッドに黒猫が
米ペット保険大手のネーションワイド社は毎年、最も奇妙な保険請求に「ハムボーン賞」を贈っている。今年見事(?)に受賞したのは、ニューヨーク市に住むレイドさんとケイトリンさんが飼っているジャイルズという黒猫だ。
先日、レイドさんの義理の母が2人が住む家に泊まりがけで遊びに来た。義母は折り畳み式ソファベッドで寝た。
このソファベッドの下はジャイルズのお気に入りの場所で、レイドさんやケイトリンさんがソファベッドを折り畳む時は、いつもジャイルズがいないことを確認する。義母はそんなことを知らずに折り畳んでしまい、ちょうど下にいたジャイルズを押し潰しそうになったのだ。
ビックリ仰天した義母の叫び声で事態を察知したレイドさんは、ソファベッドを伸ばしてジャイルズを救出。けがをしていたので大慌てでペット病院に連れて行った。
幸い数針縫うだけで済む軽傷で、ジャイルズは全快。ネーションワイド社の保険に入っていたので、医療保険の申請をしたところ、見事に「ハムボーン賞」に選ばれたのだ。
受賞を祝福するのは少し微妙ですが、とりあえず受賞おめでとう!
ちなみにハムボーンは骨付きハムの骨のこと。冷蔵庫に閉じ込められた犬が骨付きハムを全部食べてしまった事故に由来している。