野球殿堂入りもなぜ満票逃した?イチロー氏に投票しなかった「へそまがり」の正体…得票率は92.6%で歴代6位
「満票じゃないの?」
球界でも驚きの声が上がった。
昨16日の野球殿堂入りメンバー発表。オリックスやマリナーズなどで日米通算4367安打のイチロー(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)は、引退から5年以上が経過した「プレーヤー表彰」の資格1年目にして選出されたものの、期待された史上初の満票での殿堂入りは逃す結果となったのだ。
オリックス3年目の1994年に当時の新記録となる210安打をマーク。7年連続首位打者は史上最長記録だ。
2001年の米マリナーズ移籍後も、メジャー1年目から10年連続200安打以上を放つなど、輝かしい成績を残したスーパースターなら、「満票は当然」と考えていた向きは少なくないはずだ。
イチローは有効投票数349票中323票を集め、得票率は92.6%で歴代6位。この日ゲストスピーチを行ったあの王貞治氏ですら得票率が93.2%だったのは驚きだが、つまり26人もの人間がイチローに票を投じなかったことになる。