コロナ収束で客数が戻ったラブホテル「20分お待ちください」に我慢できない客

公開日: 更新日:

「何か私に聞きたいことはありますか?」と尋ねたら、「若い人とうまくやっていけますか?」と質問された。ラブホのバイトには無名のバンドマンなど音楽関係者が多く、ほとんどが20代。最初は彼らに仕事を教えてもらうことになるが、60代の男性は注意を受けた際にプライドが優先して「この若造が」と激高したりして、「大学にも行かず、バンドなどにうつつを抜かしおって」と叱りつけて人間関係がズタズタになる人もいるそうだ。

「面接で、年下の人に敬意を払えますかと聞くと、ほとんどの人が『大丈夫です』と答えるのですが、作業中に口ゲンカになり、翌日からポイと来なくなったりするんです。本当に大丈夫ですか?」

 何度も確認する江藤氏に「大丈夫です。若者が好きです」と答えたが、正直なところ自信はない。30も40も年下に文句を言われながら働く自分を想像する。 (つづく)

(林山翔平)

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース