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髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

日本橋高島屋から盗まれた純金茶碗 買い取った業者の罪は?

公開日: 更新日:

 今回の事件、古物商の買い取り価格が不相当に安く、200万円以下で取引が成立した背景には、より早く盗品を手放すために厳格な本人確認を避ける価格での取引が行われたのではないかとも考えられます。純金茶碗を持ち込んだ窃盗犯が急いでいる様子はなかったのか、安くてもいいから買い取ってほしいと申し出たのか。

 いったい窃盗犯と古物商との間でどんな会話があったのか、盗品であるかもしれないとの認識は本当になかったのか。そのあたりが焦点になるような気がします。

 今日では、メルカリやネットオークションなどで、一般の消費者だれもが中古品を購入することができます。つまり、盗品に関する罪が、身近に潜む犯罪になってきているともいえます。くれぐれも注意してください。

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