蓮舫氏の東京都知事選出馬に右往左往、毒舌批判する《#パニックおじさん》って何だ?
■2016年の都知事選で小池氏は「反自民」で戦った
小池氏に対する強力なライバルの出現に驚いているのか、焦っているのかは分からないが、右往左往しているような様子は確かに「パニック状態」と指摘されてもやむを得ないだろう。
《反自民というだけで出てきた蓮舫さん。都民には全く関係ない》といった意見も多いが、小池氏が都知事選に出馬した2016年の選挙を振り返れば、この時、自民党は増田寛也元総務相(72=現・日本郵政社長)を擁立。結果的に小池氏は「反自民」となり、その後、新党「都民ファーストの会」も立ち上げている。新党発足のきっかけは、その後の衆院選で議席確保を目指すという国政を睨んだ動きだったから、都民はある意味で政争に巻き込まれた、といってもいい。
さらに小池氏も、裏金事件と決して無関係とはいえない。国会議員時代は派閥パーティーからのキックバックが行われていたとみられる自民党の清和政策研究会に所属していたからだ。
《#蓮舫パニックおじさん》は冷静になった方がいい。