県立高校30歳女性実習助手が“顔出しアイドル姿”で副収入150万円 ライブ有料配信がバレたワケ

公開日: 更新日:

■配信時の「スクショ」で発覚

 東海樟風高は東海商業高として設立され、2022年に現在の校名に改称した。実習助手は同校に勤務して今年5年目。パソコン実習など、生徒の補助業務を行っていた。知人がライブ配信しているのを見て、自分もマネをして「アイドル生配信」を始めたという。

「生徒向けに配信していたわけではなかったため、生徒の間で話題に上ることはなかった。最初は知り合いだけにしか伝えていなかったようですが、配信中に『学校に勤めていて勤務先は空港の近くです』と、学校職員であることをほのめかしていた。150万円分の収入があったといっても、必ずしも視聴者数が多かったわけではない。特定の人物がたくさん投げ銭をしていたのかもしれません」(学校関係者)

 今年4月、「職員がライブ配信をしている。配信時のスクリーンショットを送った」と学校に情報提供があり、本人に確認したところ、副業を認めた。

 県教委は「長期にわたって多額の収入を得ており、副業にあたる」と判断。実習助手は「収入がこんなに入るとは思わなかった。副業という指摘があって、そういうことをしてはいけないんだなと気づいた。副業の認識はなかった」と話しており、処分後も勤務を継続しているという。

 30歳にもなって、副業の認識ゼロとはビックリだが、そんなことに頭が回らないくらい、にわかファンにチヤホヤされて、すっかり「ソノ気」になっていたのだろうか。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  2. 2

    シニア初心者向け「日帰り登山&温泉」コース5選 「温泉百名山」の著者が楽しみ方を伝授

  3. 3

    斎藤元彦氏猛追の兵庫県知事選はデマと憶測が飛び交う異常な選挙戦…「パワハラは捏造」の陰謀論が急拡散

  4. 4

    兵庫県知事選「頑張れ、斎藤元彦!」続出の異常事態…まさかの再選なら県政はカオス確実

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    別の百条委メンバーも兵庫県知事選中に「脅迫された」…自宅前に県外ナンバーの車、不審人物が何度も行き来、クレーム電話ひっきりなし

  3. 8

    悠仁さまの処遇めぐり保護者間で高まる懸念…筑付高は東大推薦入試で公平性を担保できるのか

  4. 9

    異様な兵庫県知事選の実態…斎藤元彦氏の疑惑「パワハラは捏造」の臆測が急拡散

  5. 10

    「資格確認書」利用で窓口負担増の“ペナルティー”を政府検討 露骨な格差に識者も怒り露わに会員限定記事

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動