石丸伸二氏したたか都知事選“ジジ殺し”「選挙の神様」が演説仕切り大物経営者が胸アツ演説
ドトールコーヒー創業者がベタ褒め
中でも胸アツ演説をぶったのが、ドトールコーヒー創業者の鳥羽博道名誉会長(86)。安倍元首相夫妻との親交でも知られる大物経営者だ。石丸のユーチューブチャンネルを見て、5月下旬に「とにかく応援したい、一度会いたい」としたためた手紙を安芸高田市役所に送ったのが出会いだと言い、「この人は日本を変えられる。明治維新が起きようとしている」と絶賛。「どうしても石丸伸二を都知事に当選させたい」と支持を呼びかけた。
大トリのごとくマイクを握った石丸候補は、「ナポレオン・ボナパルトが皇帝になったのは30代。この年齢は何かを始める、何かを変える、何かを動かすに際して若すぎることはない」と立て板に水のごとく訴え、遊説に向かう選挙カーの助手席に乗り込むと、すぐさまワッフルをパクッ。その後のひと言は「これ、ドトールのワッフルなんですよ」。あざとい。
改めて鳥羽氏に石丸推しの理由を聞くと、「僕は20年来、国家経営ができる人を追い求めてきた。ユーチューブを見て『この人だ!』と。刺さったんです。胆識がすごい。いうなれば、どんな状況でもストレスを感じない人」とベタ褒めだった。
「石丸陣営を支えているのは鳥羽氏の人脈です。スタッフ30人、常時100人のボランティアを抱えている。鳥羽氏はすでに個人献金の年間上限いっぱいの150万円を寄付するなど多方面にわたって支援している。寄付総額はすでに9000万円を突破したそうです」(選対関係者)
次のシナリオが練られていそうな展開である。