著者のコラム一覧
黒岩泰株式アナリスト

「昭和鉱山」を探してみる? あなたの身の回りにもお宝が眠っているかも

公開日: 更新日:

「そんなブームには、俺は一切関係ねぇ」と、完全無視を決め込んでいるシニアの皆さん。実はあなたの身の回りにも、たくさんの「お宝」が眠っているかもしれない。「都市鉱山」ならぬ「昭和鉱山」。本棚の奥、押し入れ、物置に至るまで、いろいろなところを探してみてはいかがだろうか。「意外な高値」で買い取ってくれるかもしれない。

 そんな一雨降った、ある日の夕方。

「おじいちゃん、今日は物置の整理ですか。精が出ますね」と、ご近所さんに声をかけられたとしよう。

「いやいや、体が動くうちに何とかしようと思ってね」

 なんの変哲もない会話だが、おそらく声をかけた向こうは「終活」だと思い込んでいる。まさか一獲千金を狙って、「昭和鉱山を物色している」なんて思っちゃいないだろう。

 しかし、これはすべて「生きるための手段」。一晩中、クーラーをつけて、「今年を生き延びるための最終兵器」なのだ。重い荷物を動かして、老骨にムチ打って、最後の踏ん張りどころである。

「ところで、聖子ちゃん、明菜ちゃんのレコード見つけたんだけど、どうやって売るの?」

 ん~、そこから「令和の生き方」をお教えしましょう。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…