「昭和鉱山」を探してみる? あなたの身の回りにもお宝が眠っているかも
「そんなブームには、俺は一切関係ねぇ」と、完全無視を決め込んでいるシニアの皆さん。実はあなたの身の回りにも、たくさんの「お宝」が眠っているかもしれない。「都市鉱山」ならぬ「昭和鉱山」。本棚の奥、押し入れ、物置に至るまで、いろいろなところを探してみてはいかがだろうか。「意外な高値」で買い取ってくれるかもしれない。
そんな一雨降った、ある日の夕方。
「おじいちゃん、今日は物置の整理ですか。精が出ますね」と、ご近所さんに声をかけられたとしよう。
「いやいや、体が動くうちに何とかしようと思ってね」
なんの変哲もない会話だが、おそらく声をかけた向こうは「終活」だと思い込んでいる。まさか一獲千金を狙って、「昭和鉱山を物色している」なんて思っちゃいないだろう。
しかし、これはすべて「生きるための手段」。一晩中、クーラーをつけて、「今年を生き延びるための最終兵器」なのだ。重い荷物を動かして、老骨にムチ打って、最後の踏ん張りどころである。
「ところで、聖子ちゃん、明菜ちゃんのレコード見つけたんだけど、どうやって売るの?」
ん~、そこから「令和の生き方」をお教えしましょう。