NHK朝ドラ「虎に翼」で話題…弁護士になるための最新情報
司法試験に合格したら、「司法修習」という1年間の研修プログラムを受けることになります。ここでは、弁護士事務所、裁判所、検察庁で各数カ月の研修を受けつつ、実務家として生きていくために必要な能力の獲得をめざしていきます。そして研修の最後には、「二回試験」という試験を受験し、合格することで、ようやく弁護士としての資格を得ることができるようになります。二回試験の合格率は9割以上ですが、毎年数人が不合格となるため、司法試験とは違った緊張感が漂います。
こういった過程を経て弁護士としての資格を得て、日々弁護活動を行っているわけです。日々楽しいことばかりではありませんが、毎年司法試験の終了のニュースを聞くたびに、初心の気持ちを思い出し、気を引き締めています。