茂木幹事長総裁選で掲げる「増税ゼロ」は“ちゃぶ台返し”の極み…信用ゼロの指摘も止む無し
昨年10月発売の月刊誌インタビューで、総裁選について「幹事長である私が『私も出る』となれば、今度は『令和の明智光秀』になってしまう」と言い、立候補に消極的な考えを示していた茂木氏。だが、会見で掲げた政策を聞く限り、とっくに謀反を起こしていると言えるのではないか。
ちなみに茂木氏は野党時代、当時の民主党政権が掲げていた「増税ゼロ」のマニフェストについてこう苦言を呈していた。
「財源を無駄の削減と予算の組み替えで捻出して、増税なしに全ての政策を実行すると4年間のプログラムを書いた。この構造自体に私は問題があったんだと思いますよ」(2012年2月10日の衆院予算委員会)
《「増税ゼロ」ではなく「信用ゼロ」では……》。SNSでこんな声が出るのも無理はない。
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