一夜漬けで南米予習?石破首相が外遊直前手にしていた『ペルーを知るための66章』に出版社も驚き

公開日: 更新日:

「相手ほ知らないことが偏見や差別を生む」がコンセプト

 石破首相が手にしていた本も、ペルーの歴史や文化、政治・経済などの6つのテーマから構成されており、スペインによる植民地支配の歴史や自然環境など、さまざまな側面を学ぶことができる。

「他の政治家や官僚の方に愛読していただいているかは分かりませんが、国際協力機構(JICA)など海外で働く方には『よく読んでるよ』という声をいただいております」(明石書店の担当者)

 昨年200巻に到達したこのシリーズには、こんな思いが込められているという。

「『相手を知らないことが偏見や差別を生む』という考えから、異文化理解を広げ、差別や排除を減らそうというコンセプトがあります。そんな本を石破総理のような最前線で活躍される方に手に取っていただき、うれしく思います」(明石書店の担当者)

 首相も手にした“ガチの入門書”。週末に読んでみてはいかが?

  ◇  ◇  ◇

 岸田前首相は辞任前の“卒業旅行”外遊でニタニタしながら「日本に投資を」呼びかけていた。関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース