親に今すぐしてもらうべき防犯対策4選。100円ショップも上手に活用する
防犯対策の前に…離れて暮らす親の狙われやすさチェック
闇バイトによる強盗事件が全国で相次いでいますね。離れて暮らす高齢の親の防犯面が心配だと感じる人も少なくないでしょう。
今回は、安心して暮らしてもらえるように、親に今すぐしてもらうべき防犯対策をご紹介します。ぜひ今夜でも電話をして伝えてあげてくださいね。
世間を騒がせている強盗事件ですが、狙われやすい条件があるようです。離れて暮らす親が当てはまっていないかをチェックしてみましょう。
1. 家が人通りの少ない場所に建っている
親の家が人通りが少なく、夜暗くなる場所にある場合は注意が必要です。強盗犯は、犯行前に「侵入時に気づかれにくいか」などをチェックしているため、防犯対策を施したほうがいいでしょう。
2. 隠れやすい死角が多い
家の周りが高い塀で囲ってあったり、茂みや木などが生えている場合、死角が多くなって強盗犯に狙われやすい傾向にあります。
可能な限り、外からの見通しがよくなるように工夫すると安心ですよ。
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3. オレオレ詐欺やアポ電がかかってきたことがある
もし、過去にオレオレ詐欺やアポ電などがかかってきた経験がある場合、強盗犯が持っている闇リスト(ターゲットリスト)に載ってしまっている可能性があります。強盗犯は、闇リストを基にターゲットの家を決めるともいわれ、特に厳重な注意が必要でしょう。
防犯面が心配な親に今すぐしてほしい4つの対策
では、親の防犯面に不安がある場合、どんな対策をすればいいのでしょうか? 親に今すぐしてもらうべきことをみてみましょう。
1. 修理業者を家に入れる際は注意する
屋根や水道の修理業者や訪問販売業者が訪ねてきた場合、間取りや家族構成などを答えないように伝えてください。
特に、依頼した覚えがない点検や「無料で調べます」などのワードが出てきたら、強盗犯による下見の可能性が高いといえそうです。
安易に家に入れない、個人情報や間取りなどを話さないことを徹底してもらいましょう。
2. 窓に防犯対策を施す
最近、多発している強盗事件は、窓ガラスをバールなどで叩き割り、鍵を開けて侵入する手口が多く、窓に防犯対策を施すことはとても効果的な対策といえるでしょう。
一軒家なら可能な限り「防犯ガラス」を設置すると安心です。賃貸などでガラスを交換できない場合は、窓ガラスが簡単に割れないように防犯フィルムを貼ってください。簡単に侵入できないことで、犯人を焦らせたり、諦めさせたりする効果が期待できます。
3. 防犯カメラやセンサーライトをつける
家の周りにセンサーライトや防犯カメラをつけましょう。センサーライトが点灯すれば親が不審者の侵入にいち早く気が付くきっかけになりますし、犯人も嫌がるからです。
防犯カメラは強盗犯が下見でチェックするポイントでもあるため、「防犯対策がされている家」という印象を与えることもできます。
4. 補助錠をつける
家のドアや窓などに、できる限り補助錠をつけてください。窓ガラスを割っても、鍵が2つあるだけで侵入に時間がかかると思わせることが可能です。窓やドアの上部か下部など、外から見えない位置につけることで、手を伸ばしても簡単には鍵を開けられないようになります。
補助錠は、簡易的なものなら100円ショップでも購入できるので、ドアや窓の数だけ設置するようにしましょう。
防犯面が心配な親にはしっかり対策方法を伝えよう
近年の強盗は、こっそり侵入するのではなく、家に人がいても侵入し、危害を加える悪質な手口です。となると、やはり親の防犯面が心配になりますよね。
ぜひこの記事でご紹介した内容を親に伝えてあげましょう。少し防犯対策を施すだけで、狙われる確率を低くすることにつながります。
(コクハク編集部)