会話泥棒はLINEでも絶好調だった3種。「私も、昔…」で流れを根こそぎ持っていく

公開日: 更新日:
コクハク

こんなLINEに注意しよう! 会話泥棒3種

 人の話を遮って自分の話にすり替える“会話泥棒”、あなたの身近にもいるのではないでしょうか? 承認欲求が強い人や、目立ちたがりな人に多く見られます。
 人を不快にさせる場合もあるため、自分がそうならないよう注意したいですね。

 話したいことがあったり悩みを聞いてほしかったりしても、相手に話を奪われてしまっては満たされませんよね。

 無意識に自身が会話泥棒になっている人もいますから、ぜひこれらのLINEを参考にしてみてください。

1. 惚気や自慢に変わる

「親友の美加、性格はすごくいいんですけど、会話泥棒なところが欠点。私が相談したり愚痴ったりしても、結局自分の惚気話や自慢話にすり替えるんです。

 このLINEがいい例ですね。彼氏に浮気されて落ち込んでいたとき、美加にLINEしたんですけど、自分がされた過去の浮気話を持ち出して最終的には今の彼氏自慢になるんです。

 いつもこんな感じなので、『あれ? 私なんで美加にLINEしたんだっけ?』ってなるんです(笑)。まぁそれで気持ちが切り替わってるところもあるので、憎めないんですけどね」(34歳・医療事務)

 きっと美加さんも、親友であるこちらの女性に自分の話を聞いてもらいたいのでしょう。とはいえ、相談や愚痴のときくらいは耳を傾けてもらいたいですよね。

【読まれています】職場Gに送った激ヤバ誤爆LINE8選。「先生、夜勤ズル休みしたから会えそう♡」で全部バレちゃった

2. 話を奪いながらマウント

「高校時代の友達9人でやってるグループLINEがあるんです。皆それぞれ子どもがいるので、最近は子育ての悩みを共有したり励まし合ったりしています。

 ただエリナだけは人が悩んでいることを煽ってくる感じ。自分の話にして、マウントも取ってくるんです。

 これは、私の娘がなかなかお喋りしなくて悩んでいたときのLINE。皆は前向きになれる返信をくれたんですが、エリナだけこういう返信…。結局エリナの子どもを褒める展開になって、私の悩み相談は中途半端で終わりました」(37歳・パート)

 自分の話にすり替えるだけでなく、マウントまで取ってくるエリナさんにうんざりしているようですね。

 最近はグループLINEでの相談をやめ、個人に送るようにしているそうです。

3. 経験や価値観の押しつけ

「私の地元では、同窓会という名の飲み会が頻繁に開催されるんですよね。まぁ仲間内で飲むだけなんですけど、半年に1度くらいのペースでお誘いがあるんです。

 このときも同窓会のお誘いをされたんですが、私の父親が体調を崩して入院したタイミングだったのでパスしようとしたんです。

 そしたら友達が自分の経験談を持ち出してきて、遠まわしに『面会なんかいいから同窓会に来なよ!』みたいに言ってきたんです。

 しまいには『一応参加にしておくよ』って、こっちの話をガン無視。会話泥棒をしたうえに強制的に話をまとめたので『はぁ?(怒)』って感じでした。もちろん行きませんでしたけど。こういうタイプは苦手です」(40歳・受付)

「面会に行っても5分だから意味ない」と自身の経験を持ち出し、同窓会への参加を勝手に決める友達に腹が立ったとのこと。そりゃ、怒りたくもなりますよね。

「私もね」と話すときは会話泥棒にならないよう注意

 とくに相手と同じ経験をしているとき、「私もね…」と自分の話をしがち。そのときに会話泥棒になってしまうケースが多いです。

 経験談が役立つこともありますが、回顧トークで終わるのはただの会話の横取り。最終的に「相手の話」で着地するよう心がけましょう。

(※LINEのやりとりの画像は、エピソードをもとに編集部で作成したものです)

(コクハク編集部)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    【独自】著者グループは架空? ベストセラー「反ワク本」に捏造疑惑浮上…製薬会社が調査結果公表へ

  2. 2

    佳子さまは「皇室を出たい」が本音? 秋篠宮さまは女性皇族問題めぐり宮内庁に異例の「苦言」

  3. 3

    斎藤元彦知事は“無双”から絶体絶命に…公選法違反疑惑で刑事告発した上脇教授と郷原弁護士に聞いた

  4. 4

    大学准教授がすすめる「年賀状のしまい方」出す方も受け取る方も“負担のない”ポイントは?

  5. 5

    「かわいそうな日本の老人」…訪日した中国人がタクシー運転手にギョッとするわけ

  1. 6

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  2. 7

    「賑わいが戻るまで10年はかかる」北陸随一の温泉街・和倉温泉が抱えるもどかしさ…夜の街も悲鳴

  3. 8

    「反ワク本」はデタラメだ! 標的にされた製薬会社Meiji Seikaファルマが調査結果を公表

  4. 9

    安倍昭恵氏が石破外交“切り札”に? 米トランプ次期大統領との会談模索に「私人」を担ぎ出す情けなさ

  5. 10

    マイナ保険証登録解除「791件→1万3147件」に激増の裏側…20日間で16倍の異常事態

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「争奪戦」から降りた球団の言い分とは? たった10億円超で手に入る金の卵なのに

  2. 2

    浜崎あゆみ FNS歌謡祭で「Who...」熱唱も…またもや“別人疑惑”、「まさにwho?」の声も

  3. 3

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  4. 4

    巨人元バッテリーコーチがFA甲斐拓也獲得を悲観…「人的補償で未来の大切な戦力を失いかねない」

  5. 5

    犯罪成立の公算大? 疑惑の兵庫県知事選、斎藤元彦知事×メルチュ折田社長×立花孝志氏に迫る“立件Xデー”

  1. 6

    斎藤元彦知事は“無双”から絶体絶命に…公選法違反疑惑で刑事告発した上脇教授と郷原弁護士に聞いた

  2. 7

    (55)吉岡秀隆が達者な役者に育ったのは山田洋次監督の功績が大きい会員限定記事

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  4. 9

    フジテレビが2番組を終了させダウンタウン松本人志に「NO」を突き付けたワケ…日テレとは異なる対応

  5. 10

    【独自】著者グループは架空? ベストセラー「反ワク本」に捏造疑惑浮上…製薬会社が調査結果公表へ