「新婚旅行に親同伴」は常識か、非常識か…今や超レアケースとは言えないワケ

公開日: 更新日:

 どうやら“超レアケース”というわけでもなさそうなのだ。結婚問題にも詳しいライターの日々晴雨氏が言う。

「その親子にとっては、たとえ新婚旅行でも、特別な日に家族で一緒に旅行することは自然なことなのでしょう。息子はただ家族を大事にしているだけで、ひと昔前の“親離れできないマザコン”なんて意識もないはず。もっとも新婦にとっては最悪でしょうけど」

 都内にある結婚相談所のスタッフも「昔から結婚する前には相手の親をよく見ろと言われますけど、今こそよく見た方がいい」とこう続ける。

「今どきは親御さんのほうが常識が通用しないと思って婚活したほうがいいですよ。最近の20代、30代は右肩下がりの時代で苦労しているせいか、意外と“いい子”が多いんです。親や家族を大事にするという意識も高い。さぞ立派な親に育てられたんだろうと思ったら、実は、入社式や新婚旅行まで一緒に行きたがる過干渉だったり。それが常識と思って育ってきたせいで、周囲には非常識に映る親の願いも純粋にかなえてあげたいと考える孝行息子だったりするから、厄介なんです」

 荒れる成人式が社会問題化し始めた2000年前後の新成人も、すでに親の世代に。常識と非常識の線引きが難しい時代になってきた!?

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    悠仁さま「渋渋→東大」プランはなぜ消えた? 中学受験前に起きた小室圭さん問題の影響も

  2. 2

    東京女子医大がご都合主義の学費値上げで偏差値急落…早稲田大学への“身売り説”が急浮上

  3. 3

    「暮らしやすい都道府県」東京都は2位…じゃあ1位は? 前回調査の首位は陥落していた

  4. 4

    石丸伸二氏「新党」発足会見“ドタキャン”の真相…演出意図ミエミエのフリー記者排除に元参謀も苦言

  5. 5

    「2025年7月5日」に大災難…本当にやってくる? “予言漫画”が80万部突破の大ベストセラーになったわけ

  1. 6

    兵庫県百条委メンバーの前県議が死亡、ついに3人目の犠牲者…斎藤元彦県政「誹謗中傷」放置の罪深さ

  2. 7

    三菱UFJ“貸金庫窃盗”女性銀行員は10億円溶かす…FXの怖さを損失2億円の投資系インフルエンサーが警告

  3. 8

    早くも見えた石丸伸二氏「再生の道」の“ポンコツ化”…政策への言及なし、新党参加にこれだけのリスク

  4. 9

    日向灘で「3日に1回」地震頻発は南海トラフの前兆か? 専門家に聞く…13日夜は震度5弱の揺れ

  5. 10

    石丸伸二氏が政治団体「彩生の時」旗揚げのゲストに!すわ新党?とメディア殺到、本人に直撃すると…

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    白石麻衣&菊池風磨の“熱愛報道”に驚きの声も…「安田くんじゃなかったの?」のワケ

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    キムタクがガーシーの“アテンド美女”に手を付けなかったワケ…犬の散歩が日課で不倫とは無縁の日々

  5. 5

    悠仁さま「渋渋→東大」プランはなぜ消えた? 中学受験前に起きた小室圭さん問題の影響も

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  3. 8

    羽生結弦「30歳の挑戦」…プロ転向から2年半「毎回五輪での記録を更新する気持ちでやっています」【独占インタビュー】

  4. 9

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  5. 10

    いまだ雲隠れ中居正広を待つ違約金地獄…スポンサーとTV局からの請求「10億円以上は確実」の衝撃