規正法改正めぐり自公が猿芝居 公明党の活動方針「小さな声を聴く力」の相手は世論より自民党
慌てた岸田文雄首相(66=自民党総裁)は31日、山口代表と会談し、パーティー券購入者の公開基準額を「5万円超」に引き下げる方針を伝えたほか、政策活動費の使途をチェックする第三者機関を設置する考えも示したのだが、自公のこうした動きに対しては依然として《出来レース》《茶番劇》《猿芝居》といった声が少なくないようだ。
■世論の圧倒的多数はパーティー券購入者の公開基準額は「1円超が当然」
というのも、世論の圧倒的多数はパーティー券購入者の公開基準額は「1円超が当然」、政策活動費についても「廃止」や「即日の全面的な使途公開」を求めているからだ。
《パー券問題は金額の多寡じゃないんだよ。全面公開が原則。1円からでいい》
《そもそも、なんで公開すると「政治活動の妨げ」になるのか分からん。自民だけだぞ、そんなこと言っているのは》
《政策活動費にしがみつく自民など、公明は相手にすべきではない》
SNS上では公明が自民案を突っぱねることを期待する投稿が目立っていたが、公明のホームページを見ると、党の活動方針として「小さな声を聴く力」とあるから、大多数の世論よりも、カネにしがみつく少数の自民意見を聴いているのだろう。