岸田首相“卒業旅行”外遊でニタニタ「日本に投資を」呼びかけ…能登豪雨災害ガン無視に怨嗟の声

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■「国民の声を聞く力」とは結局、何だったのか

 無理もないだろう。岸田首相が外遊中の日本では、震災被害を受けた石川県・能登半島北部を記録的豪雨が襲い、気象庁が大雨特別警報を出してから生存率が急激に下がるとされる「72時間」が経過。消防や警察などが24日も行方不明者らについて懸命な捜索を続けている。

 県によると、大雨による死者は輪島市6人、珠洲市1人の計7人で、2人が行方不明。23日午後3時時点で、孤立集落は輪島市など56カ所に上り、避難者は計632人、停電は約3700戸、断水は約5000戸に及ぶという。まさに未曽有の大災害だ。

 このため、ネット上では《岸田さん。今、全力で支援するのはウクライナでなく日本の被災地だろ》《能登の被災現場にすぐに行け!ニヤニヤしながら投資を呼びかけている場合か》といった投稿が相次いでいるわけだ。

 ところで、岸田首相が「一気呵成に議論を進めなければならない」として意欲を示していたのが憲法改正だった。9条への自衛隊明記に加え、緊急事態条項の新設などをテーマに挙げていたのだが、その緊急事態条項の必要性について国会でこう説明していた。

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