相次ぐJAL機長の飲酒問題で矢面に…鳥取美津子CA出身社長に問われる手腕
JALは2010年の会社更生法適用申請にはじまり、コロナ禍による需要急減と、数々の試練に立たされてきた。その都度、不死鳥のように蘇った原動力は「現場力」だった。コロナ禍で落ち込んだ業績も需要回復からV字回復し、24年3月期は純利益が前期比2.8倍の955億3400万円に伸長した。
しかし、ライバルの全日本空輸(ANA)に収益面では後塵を拝している。ガラスの天井を破った鳥取氏は、思わぬ身内の飲酒問題にどう対処するのか。CA出身だから操縦士には物が言えないでは収まらない。