岸田首相が「政治倫理審査会」実施に応じる意向…安倍派5人衆が出席するかが焦点に

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 自民党派閥による裏金事件を受け、岸田首相は、野党側が求める国会の政治倫理審査会(政倫審)の実施に応じる意向を固めた。14日の朝日新聞が報じた。

 野党側は、自民党が実施したアンケート調査は不十分だとして、政倫審を開催して安倍派幹部「5人衆」、二階元幹事長らを出席させるよう要求。応じなければ政倫審よりも強制力のある参考人招致や証人喚問を求める構えを示していた。岸田首相は疑惑を抱える議員本人の国会での説明は避けられないと判断。野党側が求める関係議員の出席の可否を確認した上で、野党側との具体的な調整に入る。

 政倫審の審査には本人の申し出か出席委員の過半数の議決が必要。議員側は出席を拒否することもできる。5人衆らが出席するか否かは不明だ。

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