思惑だらけの自民党総裁選 新生自民誕生に“不可欠”と囁かれる「本気の4つの公約」
まさに百家争鳴の様相を呈してきたと言っていいのだが、何よりも大事なのは、国民生活のための政策や政治信条があるか、ないかだ。
小林氏のように「自民党は生まれ変わる」「脱派閥選挙を徹底する」と声高に叫びながら、裏金事件の真相解明には後ろ向き、旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)系のイベントを巡る自身の発言についても「記憶にない」と発言するようでは、とてもじゃないが刷新は期待できない。岸田首相が掲げる「新生自民党」など夢のまた夢だ。
おそらく他の候補も似たり寄ったりの主張をするのだろう。すでにSNS上では《誰がトップになっても裏金腐敗組織は変わらない》と冷めた見方が少なくないが、そんな中で、「これをぶち上げれば、新生自民誕生は間違いなし」と囁かれる“公約”が次の4つだ。
①裏金議員は全員辞職を求め、応じない場合は除名して選挙区に刺客を送る
②旧統一教会との関係が確認された場合は議員辞職を求め、応じない場合は除名して選挙区に刺客を送る
③企業団体献金、政治資金パーティーの全面禁止。確認された場合は除名して選挙区に刺客を送る