ジリ貧の馬場維新が立憲民主党に抱きつき延命画策…「野田佳彦新代表」爆誕に現実味
野合批判がブーメランになる予感
一癖も二癖もある維新の抱きつきには、もちろん理由がある。
「3月の党大会で馬場代表は次の衆院選で『野党第1党と同時に与党過半数割れを目指す』と打ち出したものの、全く現実味がありません。党勢は衰えっぱなし。先の通常国会では政治資金規正法改正をめぐって岸田首相にうまいこと利用され、赤っ恥をかいた。本拠地の大阪側はいまなお創設者の松井一郎氏と橋下徹氏の強い影響下にあり、国会側の執行部を苦々しく見ている。地方議員らの間で『反馬場』の空気が広がり、馬場代表は首筋が相当寒いはず」(維新関係者)
東京都知事選で次点となった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏を橋下がやたら褒めそやすのも、大阪府の吉村洋文知事がツーショットをX(旧ツイッター)に投稿して話題づくりをしているのも、「馬場降ろし」の事始めということのようだ。
「馬場維新は立憲とやり合っていたらラチが明かない。保守的で話のできる『野田新代表』が誕生すれば大義名分を得て選挙協力に踏み出し、討ち死にを減らせるというわけです」(永田町関係者)
裏金自民党を倒すには、幅広い野党共闘しか手はない。だがしかし、維新お得意の「野合批判」がブーメランになる予感。どうなることやら。
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