“無敵の人”兵庫パワハラ県知事に辞職要求へ自民&維新「首取り合戦」も…ヤケクソ解散に高まる警戒

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何を考えているか分からない…

 つまり、問題知事の首取りを巡って、維新と自民で競い合っているというわけ。今後の焦点は斎藤の不信任案だ。

 県政自民関係者は「辞職に応じなかった場合、19日開会の定例会で不信任決議案を出す」と言う。他会派も賛同する見込みだ。

「不信任案が県議会で可決された場合、地方自治法の規定で知事は10日以内に議会を解散しなければ失職します。解散に伴う県議選には十数億円もの費用がかかるとみられますから、普通に考えればあり得ない。ただ、斎藤知事は否定していない。何を考えているか分からず、県議はみな知事のヤケクソ解散を警戒しています。特に維新県議は選挙になれば惨敗必至ですから『勘弁してほしい』と悲鳴を上げています」(前出の県政関係者)

 無敵の人の“暴発”はあるのか。これ以上の県政の停滞は許されないはずだが……。

  ◇  ◇  ◇

●関連記事『【もっと読む】兵庫パワハラ知事の去就巡り維新が分裂含み…「吉村派vs馬場派」強まる対立のアホらしさ』では、パワハラ知事の去就を巡る日本維新の会内のドタバタについて詳しく報じている。

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