著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

仮設住宅まで浸水した能登の豪雨災害…万博やミサイルに金を使うより抜本的な災害対策を

公開日: 更新日:

 政府は災害対策の補正予算は組まず予備費で対応。財務省は人口が減少する地域の復興のコスパを言い出し、地方を切り捨てるような発言。

 それでも山本太郎氏は国会で能登の支援を訴え続けた。4月には外遊する岸田首相に「アメリカに行かず能登に行け」と詰め寄った。

 そのためのエクスキューズなのか、今回は外遊前に能登を訪れ、「頑張りましょう」と書いた後、すでに雨が降り始め豪雨になるのが予測されているにもかかわらず、夫人同伴で今更行って何をするんだという「卒業旅行」に出かけてしまった。自国の水害で広島サミットから急きょ帰国し、浸水した町を膝まで水に漬かりながら励ましたイタリアのメローニ首相とは大違いだ。岸田氏は今からでもすぐ帰国すべきではないか。

 日本に毎年必ず豪雨被害が起こるようになって何年経つか。だが国は万博やミサイルばかりに金を使い抜本的な被害対策をしない。

 総裁選で高市早苗氏は「国を守り抜く」と豪語したが、国会で山本太郎氏は「災害から国民を守ることも国防だ」と叫んだ。どちらが総理大臣にふさわしいだろうか。

 もちろんそのさなか、代表選で相撲の四股やカラオケの特技を披露し合っていた立憲民主党は論外だ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に