斎藤元彦知事の公選法違反疑惑は大混乱の迷走状態…県議会が「関係者の証人尋問」に動く日
収支報告書が公開されても事態が進展する兆しはみられず、時間だけが過ぎていく様子に県民もうんざりしているに違いない。
■重要なカギを握る人物は少なくとも2人いる
ならば、問題解決に向けた「ウルトラC」は県議会百条委員会で関係者を証人尋問するしかないのではないか。代理人任せで他人事のような斎藤知事の証言はあまり期待できないだろうが、重要なカギを握る人物は少なくとも2人いるではないか。
まずは折田代表だ。ブログ投稿した《私が監修者として、運用戦略立案、アカウントの立ち上げ、プロフィール作成、コンテンツ企画、文章フォーマット設計、情報選定、校正・推敲、フローの確立、ファクトチェック体制の強化、プライバシーへの配慮などを責任を持って行い、信頼できる少数精鋭のチームで協力しながら運用していました》の事実関係について洗いざらい証言してもらえばいい。
そして、もう一人、斎藤陣営で選挙を支援していたという日本維新の会の森健人・西宮市議(33)もいる。森氏はSNSで《今朝からメディア数社から取材がありました。内容はSNS戦略に関してです。結論、陣営側としてSNSをお願いしていた方はお一人のみです》とし、《ご本人から承諾を頂きましたのでお伝えすると下記の方です!》と投稿。リンクを張った先が折田氏のインスタグラムだった。