高市早苗氏が自民党執行部を猛批判もSNSは冷ややか…大臣時代から威勢がイイのは「口」だけ

公開日: 更新日:

《いやいや、酷いどころか大甘処分だったでしょう》《言いたいことがあるなら、石破首相に直談判すればいいのでは》ーー。肯定派よりも否定的な意見がネット上で拡散しているのが、自民党高市早苗元政調会長(63)の発言だ。

 高市氏は20日発売の「月刊Hanada」掲載のインタビュー記事に登場し、先の衆院選を巡る党執行部の対応を猛批判。派閥の裏金問題に関係した候補の一部を非公認としたことについて触れると、「とんでもなくひどい話だ。最もやってはならないことだ」と言い、「自ら不記載の問題を選挙の主要争点にしてしまった。極めて残念だった」との持論を展開したのだ。

 だが、政治資金収支報告書に2728万円もの不記載が発覚した萩生田光一議員(61)を始め、非公認とされた裏金議員の政党支部にも公認候補と同額の2000万円が党本部から振り込まれていたわけで、「とんでもなくひどい話」とは言えないのではないか。

 むしろ、有権者を欺く非公認を装った裏公認の動きとして、党執行部の対応は《これ以上にないほどの緩い処分》《本来は裏金候補全員が非公認になるはずなのに、いい加減な処分》と国民から問題視する声が上がっていた。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  2. 2

    鈴木馨祐法相は「辞任」秒読み…全職員への「月餅」配布を止めなかった法務官僚のプチクーデター?

  3. 3

    維新・吉村代表の“擁護”が大炎上…兵庫県議の立花孝志氏への情報提供「思いは分かる」発言のトンチンカン

  4. 4

    国民民主党・玉木雄一郎代表「外国人は数万円で1.6億円の治療」は“排外主義”煽るミスリード

  5. 5

    “生みの親”橋下徹氏も《解散やろ》と三行半…偽情報・怪文書が飛び交った兵庫県知事選で維新議員の関与相次ぐ

  1. 6

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出

  2. 7

    石丸伸二氏は公選法違反疑惑に「業界の慣習」持ち出し自信マンマン会見…“ポンコツ釈明”は常人には理解不能

  3. 8

    【独自】自民・甘利明氏の後継候補は「34歳の元維新女性」か? “色ボケ説”尻目に擁立模索し地元行脚

  4. 9

    【独自】自民裏金のキーマンは参考人聴取で“暴露”の可能性…戦々恐々の旧安倍派幹部が本紙に重大証言

  5. 10

    これぞ下劣な維新クオリティー…百条委メンバーの兵庫県議2人が「誹謗中傷」に関与も「除名にあたらない」と幹事長

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    大谷の性格、「俺は知ってるけど言えない…」水原元通訳の父親が投げかけた重大な問題・素朴な疑問

  3. 3

    橋本環奈は“パワハラ騒動”をどう乗り越えるのか…NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」出演の違和感

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    大谷も仰天!佐々木朗希が電撃結婚!目撃されたモデル風美女に《マジか》《ビックリ》

  1. 6

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

  2. 7

    セクハラ・パワハラの生島ヒロシ降板で「スポンサー離れ」危機のTBSラジオが“敏腕営業マン”も失う

  3. 8

    鈴木馨祐法相は「辞任」秒読み…全職員への「月餅」配布を止めなかった法務官僚のプチクーデター?

  4. 9

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏