トランプ再来でガザは停戦も…ロシアで死闘を強いられる北朝鮮兵の非道すぎる扱い

公開日: 更新日:

「ウクライナ側はロシアの非人道性を訴える目的のほか、捕虜交換のために北朝鮮兵の生け捕りに注力していますが、てこずっている。追い詰められた北朝鮮兵は、手榴弾などを使っておおむね自決してしまう。そうでなくても、深手を負ったとみるや、ロシア兵が顔を撃ち抜いて息の根を止めてしまう。北朝鮮兵はロシア南部のトゥバ共和国出身のロシア兵と偽装されているため、徹底的に身元不明にするための工作です」(現地メディア関係者)

 米政策研究機関「戦争研究所」の分析によると、クルスク州に展開する北朝鮮兵の死傷者は1日あたり92人。このペースが続けば4月中旬までに全員死傷する可能性があるという。ウクライナでの停戦実現を「6カ月以内」に後退させたトランプは、プーチン寄りの決着を模索中。法の支配か人命の重みか――。誰もが納得する着地点は見えない。

  ◇  ◇  ◇

 ロシアは北朝鮮兵の受け入れを「プロジェクト・ボストーク」(東方計画の意)と命名。独裁者2人は一体何をやらかすつもりなのか。●関連記事『【もっと読む】プーチン×金正恩でタッグ…ロシアが北朝鮮兵の受け入れ「プロジェクト・ボストーク」の勝算』で詳報している。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した