イケイケ国民民主党に“パワハラ問題”噴出!女性衆院議員からの罵倒叱責で体調不良に…4人も離党の異常事態
直撃取材に「TPOわきまえて」とイライラ
その結果、24年5月に工藤氏が体調不良となる。まぶたの痙攣が止まらなくなったり、ふとした時に涙が止まらなくなったという。工藤氏はこう話す。
「当時は、選対会議の部屋に入ってくる岡野さんや天野さんの姿が目に入るだけで涙が止まらなくなるほど追い詰められていました。会議中でも意図せず涙が出続けてしまい、限界だと感じた。診療所でみてもらったところ、適応障害と診断されました」
6月に県連に診断書と離党届を提出。7月に正式に党を離れた。
工藤氏を含め、地方議員が4人も党勢好調の国民民主を去ったのだから異常事態。岡野氏のパワハラが事実なら「激ヤバ」だ。
日刊ゲンダイは9日、浦安市長選に出馬した現職市長の出陣式に出席後の岡野氏と天野氏を直撃。パワハラの有無を聞くと、2人は「文書で回答するからそれを見て」と口を揃えた。岡野氏は「人の人生がかかった選挙の出陣式なので、TPOってあると思うんですよ」と苦々しげに言い放ち、去っていった。ちなみに浦安市長選は他に立候補届け出がなく、現職が無投票で当選している。
県連に問い合わせると、岡野氏から工藤氏に市議選に出馬するよう要請した事実はない旨、文書で回答。また、パワハラについては〈思い当たる節がありません〉と否定した。
「対決より解決」がモットーの玉木だが、果たして「解決」できるのか。
◇ ◇ ◇
今国会の焦点のひとつである「高額療養費制度」の見直しをめぐり、国民民主党の玉木代表の言動が物議を醸したばかりだ。関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。