フーゾク嬢をオークション形式で「人身売買」…国内巨大売春スカウト組織の全貌

公開日: 更新日:

 スカウトバックは女性の売り上げの15%ほどで、業務実態のない「バーチャルオフィス」宛てに現金をレターパックで郵送させていた。摘発のきっかけとなった大分県別府市のソープには、5年間で70人の女性を送り込み、スカウトバックとは別に1000万円の顧問料まで受け取っていた。

「性風俗店が直接、風俗嬢の募集広告を出しても応募があるかどうか分からず、店自体が摘発される危険性もある。店側からすると、プロフィルが手に入れば稼げるかどうか判断しやすく、簡単に人材を確保できます。借金などを抱え、多額の現金が欲しい女性にとっても遠方まで面接に行ったり、金額交渉の必要もない。女性が働けば働くほどスカウトバックが増えることから、スカウトはホストと組んで一人でも多くの女性を出稼ぎ風俗に沈めようとしている」(風俗店関係者)

 金もかからず、ボロい商売だが、そもそもスカウトそのものが、違法行為だ。違法スカウトマンも「闇バイト」と同じようにSNSで集められている。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ