ドラフト採点簿 オリックスが満点なら巨人と阪神は何点?

公開日: 更新日:

 今季は5位に低迷したオリックスだが、エースの金子を軸に、来季は投手力で上位をうかがうかもしれない。

 また安倍氏は、高校ナンバーワン捕手の森友哉(大阪桐蔭高=18)を単独1位指名した西武も高評価。「他球団が即戦力の投手に流れる中、勇気ある決断」としたが、その一方で「同じ捕手の日本生命の小林誠司(24)を指名した巨人は、ちょっと残念ですね」と、こう続けた。

「巨人は1位で投手の東京ガス・石川歩(25)にいきながら、外れ1位で投手ではなく捕手を取りにいった。捕手が欲しいのなら、小林よりもスケールが大きい森を初めから狙ってもよかったのではないか」

 巨人同様、トホホなドラフトだったのが、阪神だ。昨年は4球団の競合の末、藤浪晋太郎の指名に成功したが、今年は3球団の競合で大瀬良大地を外すと、続く日本生命の柿田裕太も3球団の争いとなり、DeNAに奪われた。

「柿田は阪神が意中の球団だったと聞いている。阪神は松本工高時代から注目していたし、日本生命に入る時にはいろいろと世話をしたともっぱらでしたからね」
 とは、さる在京球団のスカウト。

 阪神は3度目の正直で岩貞祐太(横浜商大)を1位指名したが、大瀬良よりは格落ちする。エースのメッセンジャーが流出危機にあるなど、投手陣の弱体化が懸念されている。来季は苦戦を強いられる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出