活躍するほど“反動”が怖い Rソックス上原、田沢にのしかかる重圧

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 岡島は08年以降、故障もあってセットアッパーから降格。主にワンポイントとして起用されたが、打たれて降板する際に本拠地ファンからブーイングを浴びせられるのは当たり前。地元メディアの報道には、「もはやオカジマの居場所はない。日本に帰って働き場を求めた方がいいのではないか」といった厳しい論調が目立った。

 球場でヤジられるなら選手として仕方のないことと割り切れる。しかし、休日に家族を連れて街を歩いている時ですら、熱狂的なファンから容赦のない罵声が飛んだこともあったという。実力を見限られた選手はフロントからも冷たくあしらわれる。GMら幹部クラスと球場で顔を合わせても、あいさつすらされない選手もいたそうだ。

 来季の上原、田沢が今季と同等に働けば問題はないものの、期待を裏切ればファンの反感を買う可能性はある。上原は今季を除けばシーズンを通じて働いたのは11年だけ。田沢は今年が実質1年目のようなものだ。ボストンのファンを納得させるには、念入りなオーバーホールが必要だ。

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