目の肥えたファンも心配…楽天の日本一、最大の不安材料は星野監督

公開日: 更新日:

「勝っていれば、(則本は)六回からいこうと思っていた。五回も松本を(塁に)出すようなら(則本に)行くぞ、と言っていた。準備はさせていた。中4日、休んでいるしな」

 勝ったからポンポン威勢のいい言葉が飛び出すものの、則本投入で負けていたらシリーズの流れはまったく逆だ。計算できる中継ぎのコマが足りない事情から、スタミナのある則本を先発で使う手や、好投している辛島をもう少し引っ張る手もあったのではないか。

<マー君なら九分九厘勝てる>

 評論家の高橋善正氏は則本の救援起用についてこう見ている。

「星野監督も則本の先発は考えたはずです。中継ぎに不安がある楽天では、則本が頭からいけば完投か、最低でも七、八回まで投げて欲しい。それなら左腕の辛島を先発させ、五、六回から右腕の則本にスイッチした方が成功する確率が高いと判断したのでしょう」

 則本は試合後、「今日勝って王手をかけたのは、チームにとって大きい。あとは田中さんが抑えてくれると思うので、もうお任せします。ボクはとりあえず、休みたいです。(第7戦の登板の可能性も残るが?)ないでしょうけど、何があるかわからないので」と言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭