ソフトバンク入り李大浩の「3年20億円」報道にナインが激怒!
「まったく、あいつらには参るよ」
こう言って苦笑いするのが、ソフトバンクOBだ。24日、ソフトバンクが前オリックスの李大浩(31)の獲得を発表。李は球団を通じて、「優勝を狙えるチームでプレーすることは、私にとって非常に大きな意味を持ちます」とコメントした。
そんな李の契約について、韓国の朝鮮日報は3年最大20億5000万円と報道。契約金は5000万円で、年俸は14年度が4億円、15、16年度は5億円。出来高は年間最大2億円にも及ぶ。しかも、3年目の契約は李サイドにオプションがあるという、至れり尽くせりの契約だ。
とはいえ、これはあくまで韓国での報道。日本のマスコミは「2年総額9億円プラス出来高」としている。ここまで差が開くのはなぜか。
冒頭のOBがこう話す。
「李の今季までの年俸は2億5000万円。それが韓国の報道で3年最大20億円と出たので、生え抜き選手が『いくらなんでも出しすぎだ!』と激怒している。ただでさえ、今オフはFA選手に外国人と大型補強をしているからね。ただ、実際は日本の報道に近いようだ。日本では記者の前では実際の年俸より安く言う選手が多いが、韓国人選手は逆。契約金額より年俸を高く言う。これはお国柄で、日本以上に年俸の高さが選手の価値やステータスになっているから、自分を大きく見せようとする。韓国での報道は李サイドが流した大ボラですよ」
謙虚が美徳とされる日本人とは、価値観も文化も異なる韓国人選手。球団職員も李の契約については選手への説明に手を焼いているそうだ。