巨人投手陣の調整に驚く大竹 「カープはここまで早くない」
――広島時代はスロースターターだったのに、巨人では連日ブルペンに入るなど、飛ばしている。
「(10年に)故障して3年が経って肩の状態がいいこともあります」
――巨人は投手陣の層が厚い。FA入団でも、うかうかしていられないという焦りですか?
「それはありますね。(エースの)内海さんとかはもちろん、例えば期待されている今村君(19)とか、巨人は若くていい投手が多い印象です」
――眠れないとか、食事がノドを通らないとか、FA入団の重圧はありますか?
「今のところ、それはないですね。よく眠れるし、最初の練習休日前夜は同期会で焼き肉をバクバク食いましたよ(笑い)」
――第1クールで阿部に「自分のペースを大事にしろ」と声を掛けられた。仕上がりが早い周囲につられてしまう?
「阿部さんに言ってもらって感謝しています。(自分のペースを)貫こうと思いましたから。最初から自分でも仕上げるペースは意識していたんです。体はひとつしかないんでね。カープと違うのは、初日から内海さんや杉内さんクラスのエース級がブルペンでガンガン投げていたこと。内海さんは4日目にもう100球くらい投げていた。初日に全員がブルペンに入ったのも驚きました。どうしてもつられてしまうところはあります。カープはここまでみんな早くはない。毎日が驚きの連続です」